2012年2月9日木曜日

泊原発問題について

2月22日から平成24年度第1定例道議会が開会されます。
今回は何といっても泊1,2号機の再稼働問題です。現状は、国の方針でストレステストも行い、この度の震災以上のものがきてもクリアできる段階に達しております。たしかに、原子力発電は過渡的なエネルギーであり、中長期的にはなくしていかなければならないものであることは言うまでもありません。しかし、唐突に止めてしまっては火力発電に過度の負担がかかり安全面からいっても厳しい結果となります。
そしてもう一つ問題があります。それは、Co2排出の問題であります。もし、この先1,2号機の営業再開が困難な場合、今年度の道内のCo2排出量は、400万トン程度増える見込みであり、23年度に比べて3割強増えるとのことです。仮に3号機まですべてが停止した場合は、(そもそも電力供給ができればの話ですが)23年度比で2倍以上とのことです。
震災前は、Co2排出削減一本やりだったことを考えれば、疑問符がつくといえるでしょう。
将来に責任を持った判断をしなければなりません。